野菜不足になると高血圧になりやすい

野菜の健康効果と言うと水溶性ビタミンや食物繊維などによる美肌効果やお通じ改善などばかり注目され、男性の中にはその必要性を軽視してしまうこともあります。

 

ところがそれは正しくなく、男性にも非常に重要なものです。特に食生活が乱れがちな男性にとって、食物繊維は非常に重要な働きをします。

 

食物繊維は腸の掃除や便のかさ増しによる便秘解消効果などばかりが取り上げられますが、それ以外にも不要な栄養素の消化を妨げると言う重要な役割があります。

 

食物繊維は人間の消化酵素の働きを受けず、ほとんど消化されないまま胃から腸へと流れていきます。この時、未消化の脂質と絡まり、さらに粘性の高い脂質は他の塩分などを絡め取りながら大きくなっていきます。

 

この絡まった食物繊維とその他の混合物は、外側の食物繊維が消化されないために絡まっている脂質や塩分もあまり消化吸収されないまま腸へと進んでいきます。

 

そのため、食物繊維を十分に摂取していると脂質や塩分の吸収量を減らす働きがあるのです。

 

当然ながら、塩分だけを選択して絡み取るわけではないため、あまり食物繊維を取り過ぎるとミネラルなど必要な栄養素も吸収率が下がってしまうと言う問題を生じますが、適切な量の食物繊維は塩分排出促進と、それによる高血圧防止に効果が見込めるのです。

 

日本人の平均塩分摂取量は基準をかなり上回っていますので、逆に言うと野菜を食べず食物繊維を取らないと、高血圧になりやすいと言えます。